こんにちは。在宅医療で薬局にお薬を取りに行けない方のために訪問薬剤師がご自宅にお伺いしている浦添市の【みね薬局在宅センター】です。
日々の業務で薬に関して患者様からいろいろなご質問を頂きます。
その中から是非、覚えてほしい事をこれからブログに書いていきますので宜しくお願いします。
今回、取りあげる質問は
「同じ症状の場合、家族が処方されているお薬を貰って飲んでもいいですか?」
というものです。
同じ症状で体重も大差変わらないからと、余ったお薬を安易にご家族へ飲ませたということはないでしょうか?同じ症状だと思っても、素人判断は禁物です。
なぜ飲んだらダメなの?
例えば、ご主人がインフルエンザにかかってしまってタミフルが処方されたとします。その翌日から娘さんも熱が出てきました。
・同じ症状だからと判断し、ご主人のタミフルを娘さんに服用させた方がいいのか...?
・娘さんがインフルエンザではなかった場合、服用したお薬の影響は...?
・娘さんに服用させた場合に、ご主人の分はどうしますか?
途中でお薬の服用を中止することで、病気が早く治らず、治療が長引くケースもあります。お薬は、用量用法を守ってこそ効果を発揮します。処方されたお薬はすべて飲みきりましょう。詳しくは、前回紹介しました「薬を飲んで症状が良くなりました。もう飲まなくてもいいですか?」 ... を参照下さい。
又、お薬によっては体重によって、服用量が異なるお薬もあります。
解熱剤として良く処方される頓服薬の1回服用量の目安とは
通常、幼児及び小児はアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを経口服用し、服用間隔は4~6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg/kgを限度とする。ただし、成人の用量を超えない。また、空腹時の服用は避けることが望ましい。1回服用量の目安は下記のとおり。
・体重10kg..1回 100~150mg
・体重20kg..1回 200~300mg
・体重30kg..1回 300~450mg 引用元:おくすり110番
同じ症状でも原因が異なることもあります。また、体質や持っている病気により同じ薬が使えないこともあります。
お薬のことでお困りでしたら、医師または薬剤師に相談しましょう。
みね薬局在宅センターではあなたのお薬の疑問にお答えします!
・お薬を取りにいけない
・お薬の飲み合わせが心配
・お薬が余ってしまう
・色々な病院から薬をもらい管理できない
・お薬が合わない気がする
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